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人工言語の作り方

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初級編

序文

人工言語とは

言語の作り方

応用編

続・人工言語

人工言語Q&A

高度な作り方

回顧録

付録

読書案内

人工言語学研究会

どうせ英語と似たようなものしか作れないのでは?

英語の知識しかない日本人が作れば、日本語と英語を混ぜたような言語になるでしょう。
言語作者には語学好きが多く、様々な言語を調べた上で自言語を作ります。
その場合は英語に似たような言語になるとは限りません。

なお、英語に似るのを恐れてあえて英語とずらした仕様にする必要はありません。
例えばI have two sistersというHAVE言語では、「~になる」という表現より「~をする」という表現のほうが一般的です。
これは言語学的に分かっているデータで、むしろ揃えないとその言語が言語学的に見て不自然になります。
言語の特徴はある特徴が定まるとドミノ倒しのようにほかの特徴も決まっていくものなので、英語を含んだ何らかの自然言語に似た特徴が出てくるのは当然なのです。

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